家族から 寛史元気ですか、今何をしていますか?寛史がいなくなってちょうど11年になります。 平成10年4月1日の朝　あわただしく家を出て、高速のバス停まで送ったのが寛史の最後の姿になってしまいました。 前期の新人研修を1日残した4月5日の夜10時頃、寛史が研修先からいなくなったと、電話で受けたけれど　とても信じられませんでした。 母さんたちはすっかり気が動転してしまいました。 明日　帰ってきたらちょっとしたごちそうを作って久々に家族8人で食卓を囲もうと考えていました。 ビールを飲みながら寛史の研修の話を聞けるかと思っていた矢先の出来事でした。 研修場所付近の捜索も消防局や消防団の皆さんの協力でやっていただきました。 心当たりの友達や短大関係者への連絡も考えられるだけやってみましたが、どこにも手掛りはみつかりません。 あの時　置いてあった免許証と外に落ちていたメガネは大事にとってあります。 寛史のおばあさんは平成12年2月に　おじいさんは平成1７年7月に亡くなりました。寛史のことはいつも気にかけていました 　 天国で見守っていると思います。 妹たち3人も社会人としてがんばっています。 私達の気持ちが寛史の所に届いてほしい、届けたい。それは、家族はもちろん親戚・友達・恩師・ご近所の皆さんからの気持ちです。 寛史からの連絡を皆で待っています。 母（恵子）より 寛史元気ですか。 寛史が研修先で4月5日の夜7時半からいなくなったと知らされたのはその日の10時でした。 その後方々捜索してもらううちに、駐車場内に寛史の使っていたメガネと、研修で付けていた名札がみつかりました。 それは落としたのか？　置いていったのか?いまだにわかりません。 あれからずっと探し続けて12年たちます。 その間にテレビでも何度か取り上げてもらい、公開捜査をやってもらったり、いろいろな方法をとりましたが、寛史を探し出せません。 今も多くの皆さんの協力を頂いて探しています。寛史からの連絡を待っています。 父（正美）より お兄ちゃんへ 元気にしていますか？ お兄ちゃんがいなくなってみんな寂しい思いをしています。 みんなお兄ちゃんが帰ってくるのを待っています。 長女より